2014.03.21 Friday 21:57
ギャラリー アートスープ「夜空と星の展示会」出品作の一点です。
GlynnSimというバリエーションを使ったフレームですが、なかなかクセがありバグも多く、64bit版Apophysisでは描画対応不可と撥ねられさえします。比較的安定している15b32bit版で製作しました。
「夜空と星」というテーマを思ったとき、それらを眺める主体は地球に足をつけていることが多い気がするなぁと考えたのが、この絵の始まりでした。大気の底、重力の井戸の底から仰ぎ見ている視点。でも、そこから遙かに上昇して夜空の只中へ入り、そこからさらに彼方を見る絵を描きたい。そんな動機で出来上がってきたのがこの絵でした。
展示作品は透明水彩、岩絵の具、雲母により仕上げを施してあります。
今回、どうしても出力調整で色が上手く出ず、それを逆に利用する形で透明水彩で深みを加えてあります。デジタルデータでは見つけられない色味も展示作品には多く出ているはずです。
「夜空と星の展示会」ギャラリー アートスープ様 3月20日(木)〜4月1日(火)
お近くにお越しの際にはぜひ一度お寄り下さい m(_ _)m
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