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第9回「ベラドンナ・アート展」雑記
 今年から変えてもらった薬の効きが若干良いことと、ツイッターで拝見するスタッフさんや作家さん方の熱気が凄いことに背中を押されて、4月20日土曜日、東京都美術館に第9回「ベラドンナ・アート展」を見に行って参りました。

 
 内心、戦々恐々。
 作品の出来云々ではなく(そちらはもう、出来ることは全部やって出してしまった後なので、もう仕方ない)、やはり花粉のつらさへの恐怖心でした。
 でも絶好の曇天寒気。お天気のカミサマの思いやりだったのでしょうか。

 新幹線で東京に着いて次はナントカ線(よくわからない・・・)に乗り換え、上野で下りて駅を出たすぐに広々とした敷地と森と大きな建物と、小旗を揺らしたガイドさんに引きつれられた団体旅行さんの群れ、群れ、群れ。
 
 「上野公園て、公園て、パンダのいるところかー!」
 
 ・・・・・東京に縁のない地方在住者なんて、こんなもんです。
 もちろん、公園にパンダが走り回ってるわけでも、パンダしかいないわけでもないです。なんとなく名前だけは知っていたという施設や建物がいくつもあるんですね。何と!東京芸大もあったよ!! ←受験ターゲットには全然入ってなかったのでまるで知らなかった某芸大卒業者


 
 公園入り口に設置されていた総合看板のひとつに、ありましたありました。
 
 すごいなぁ、ダ・ヴィンチ展と同じ並びですよ。
 そこに出品させていただいてるんですよ、私。嘘みたいです。
 
 

 
 ナンデスト!!?
 
 爬虫類好きの煩悩直撃の展示もあったようで、来て早々に脇道にそれそうでした。日帰りなんて、もったいなかったですね・・・
 
 

 
 都美館エントランスには写真ではおなじみのメタルな球体が。
 お天気のいい日には青空がうつりこんで、森の緑や地面のタイル模様との対比が美しそうです。
 入り口はエスカレータで下りた地下に。
 

 
 入って左手にUターンして突き当たりから1階に上がり、そこが「ベラドンナ・アート展」会場でした。
 
 
 華やかで、みっしりと密度の高い、素晴らしい展示でした。
 誤解を恐れずに言えば、技術的なレベルの差は各展示者さんを比べてみれば大きくありました。しかし、だからといって、では技術がつたない作品でここに展示される力のないものがあるかと言えば、ひとつもない。
 
 ○○に比べてこれは素晴らしい、とか、××と比べてこれは良くない、とかの表現が、いかに虚しく無意味で愚かしいことか、一つ一つの作品の放つ光が見るものにそれを実感されてくれます。
 
 上手いだろう!(ドヤ
 この感性が社会規範に挑戦を云々かんぬん(ドヤ

 のような、鼻高々、あるいは理屈でけむに巻いてやろう、な姑息な作品もどこにも見あたりませんでした。
 
 これがどんなにすごいことか。
 アートの展示を見たことのある方ならわかっていただけるのでは、と思います。
 
 
 長時間展示室にいましたが、見ても見ても見足りない。もう一度あの作品見てみよう、と戻ると、また違う発見があり、時間がどんどん過ぎていきます。学ぶことだらけで、流し見が出来ませんでした。どの作品にも作り手さんたちの生の姿が写し込まれていました。
 
 
 そんなわけで、見るのに一生懸命で、自分の作品写真がありません。
 自分の作品を客観視して得たもの、気付いたこともたくさんありますが、それは私ひとりの胸にしまってこれからの制作に活かしていくよう努めます。
 
 
 
 
 納得の授賞式を終え、都美術館から銀座のアモーレギャラリーさんへ。「プチ・ベラドンナ展」が開催されています。
 

 
 開催初日にお買い上げが決まり、旅立ちの日を待つばかりの私の作品。
 こうして飾っていただくと、家で見るより随分とよそ行きの顔をしています。
 
 
 
 いい展示に参加させていただいて、よかったよね。
 
 キミともうひとりの大きい子がパスポートになってくれたおかげだよ。
 先方さんで大事にしてもらうんだよー。
 
 
 ひとりギャラリーを守っていらしたNoahさんと少しお話して帰途につきました。
 
 
 お留守番していてくれたダンナさんには特別おいしそうだったごーかな駅弁をおみやげに。(お相伴させてもらったらほんとにおいしかったよ!
 
 
 名古屋方面も雨降りで、花粉はずっと今日一日お休みしてくれました。
 
 
 
 さて、来年もここに来られるようによきものを生み出そう。
 お忙しい中、長時間話し相手をしてくださったsioさんすぎ山さんはじめスタッフの皆様、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
 
 行って良かった。
 また次へ (^o^)






追記
 個人的に、圧倒されたのは小金井ケイコ様の大作群でした。
 鍛錬を積んだ者のみが出せるカミソリのような線に全身が泡立つようで。絵を描くということは、こういうことか、といつまでもいつまでも、作品の前から離れることが出来ませんでした。
 
 


 
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「ベラドンナ・アート展」二回目

 
 
 去年の初出展の際の記事を見返してみましたが、「出します」という一記事だけ。あっさりしたものです。
 でもかなり葛藤したなぁと、清水の舞台から身投げするような気持ちだったなぁと今にして思い返します。
 
 dAではDaily Deviationに選ばれたりして、それなりに好いてくれる方もいるのですが、フラクタルアートがあまり認知されていない日本ではどうだろう。何かよくわからないけど綺麗だね、くらいは思ってもらえるだろうか。あれこれ理屈こねず、きれいなものはきれいだから好き、と感じてもらえるなら、それで充分なんじゃないか。そこから興味持ってもらえるなら、そういう人がたった一人でもいたのなら、出した甲斐があるってものじゃないか。
 そんなふうに考えたような気がします。
 
 
 出してよかった。
 そして今年もまた出させていただけることになりました。
 
 
 
 画像は出品作。
 大きい方が東京都美術館に、小さいサムホールサイズは同時開催の「プチ・ベラドンナ展」にお目見えします。いずれも顔料インクプリントの上に岩絵の具で描き込みがしてあります。
 岩絵の具の風合いはフラクタル画像によく合うようです。鉱物の結晶を砕いたものですから、数式で出来ている画像と相性がいいのかなーとぼんやり考えたりします。J.G.バラードの「結晶世界」を一度ちゃんと読んでみないとなーとか。(実はバラード苦手・・・
 
 
 生々しい画材である油彩もまた長く続けたいです。
 いつか油彩とフラクタルと岩絵の具を全部組み合わせて世界が作れないかなーとも思います。第何回かのベラドンナ展に出せるように追いかけてみたいです。




 ベラドンナ展、プチ・ベラドンナ展の詳細は以下からどうぞ。

 
 第9回ベラドンナ•アート展@東京都美術館&プチ★ベラドンナ展@銀座

 
 春のうららかな日差しの良き日にどうぞおはこびくださいませ
 m(_ _)m







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初めての油彩



「油彩は時間とともに石化する絵の具と言えます」

 ツイッターでかけていただいたイメージ豊かな一言が背中を押してくれました。

 そうか、あの臭くてベタベタした絵の具も、時と共に描き手の思いと見る人の世界を取り込んで石と化していくんだ。
 ちょっとJ.G.バラード的な光景が一瞬で広がりました。それまでの、かすかな悪印象もそれで払拭されてしまった気がします。
 
 
 そこからは来た波を逃がさないように道具を揃え、仕事場の隅に片付けられていた絵描き用道具を引っ張り出し、展示にエントリーしと一気呵成。何か新しいことを始めるときはぐずぐずしていてはイケマセン。とりあえず始める。話はそれからだ。

 画像は作業エリア。
 仕事部屋が只今夫の寝室に化けているので、私は居間で店を広げています。
 左に写っているイーゼルなんて、中学生の頃母がスーパーのポイントをためてもらってくれたものですよ。物持ちのいい自分にバンザイ。
 
 小瓶の画溶液もいろいろ買ってみました。本来は自分で好みに合わせて作るものらしいですが、手始めは既製品で。
 
 

 油彩の性質や特長をつかみたくていろいろ試すほうに気を取られ、絵としては表面的に終わってしまった気がします。
 たぶん、ここからつっこんでいって初めて「絵」になるんだろうなと。
 恥をかくことも経験に。
 
 作品はアモーレ銀座gallery様の「乙女と春蔵の絵具物語SERIES2」4月1日(月)〜7日(日)にて展示されます。
 お恥ずかしい限りですが、初めてでもこのくらいは描けるものなんだなぁと、油彩やってみようかなと迷っている方の一助にでもなればと思います。






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初めての油彩



 水彩から始まって、アクリル、日本画絵具、合間にパステルや色鉛筆でも描いてきました。でも、油彩だけがぽっかりと穴が開いたように未経験。
 受験生の頃、画塾で油彩コースの部屋だけが気絶しそうに臭かったこと、キャンバスの上で絵の具をこね回すような描き方をする人が多くイマイチ惹かれなかったことが理由だった気がします。

 そうはいっても伝統技法。
 絶対おもしろくないはずがない。
 このまま手つかずのまま死ぬ(!)のももったいない。




 というわけで、ご縁の出来たアモーレ銀座gallery様お薦めの「春蔵絵具」さんを中心に描き始めたのでした。
 
 
 とにかく、乾燥時間のコントロール、手始めの難関はこれにつきます。
 春蔵絵具は製法のためかとにかく乾くのが遅い。「乾燥10日」などとチューブ裏に記載されている色すらあって目を疑いました。こんなの、そのまま何の手も加えず使っては、乾き待ちしている間にこっちの寿命が尽きます。
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" About Me "

 あちこちに登録していると散らかってしまうもので・・・。
 リンクをひとところにまとめるサービスがあったので作ってみました。

 って、日本語の文字にスクリプトが対応していないようで化けていますが、リンク先ではちゃんと表示されていると思います。
 
 段々このブログの存在意味が無くなっているような。
 さてどうしましょうね。

 
 
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黙祷  3月11日

Phoenix - Praying for Rebirth by *m-chloe on deviantART



 鎮魂、慰霊。
 
 再生への祈り。
 
 そして、いずれこの地を見舞う同じ災害への備え。
 
 

 
 3月11日です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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Apophysis Filter Radius 考
 「考」というほどでもないかもですが、今まで触らずにいたFilter Radiusの数値がちょっと気になったのでいろいろ変えて試してみました。




 数字が大きくなるに従って全体がぼやけています。
 真ん中の0.2が今までの数値。
 左の0.01、一見すると0.2と変わっていないようですが、よーく見てみるとほんのちょっと鮮明になっています。大きくレンダリングすると全体イメージに関わってくるかも知れません。

 レンダリング時間はRadiusの数値を小さくした方が短くなる模様。ぼやかすのに時間喰うのでしょうか ヽ(。_゚)ノ?
 
 
 メモ的な小ネタ?でした。





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珊瑚の旅立ち

 
 「珊瑚宝珠」額装。
 気に入って下さった方からギャラリー様を通して制作依頼があり、やっと出来上がってきました。P8号。私のプリンタでのギリギリに近いサイズです。

 ぬめっとした質感で見たいということで、光沢紙へのプリントで仕上げています。光沢感が作品への感情移入を妨げると嫌がる方もいらっしゃるのですが、本当に人それぞれだなぁと思います。いずれにせよ、ご依頼主の「見たい」というお気持ちに添う指定を遠慮無くしていただければ作り手としても嬉しいです。
 
 この作品は気に入って下さる方も多く、反応もたくさんいただきましたが、こうして旅立つことが出来ました。
 
 どこにどう飾られるのでしょうね。手元に引き取って良かったな、と思っていただけるといいのですが。
 
 
 
 
 さて、フラクタルとは別に、油彩にも取り組み始めました。
 水彩、アクリル、日本画は経験があるのですが、油彩はまったくの初めて。どうも、根本的に考え直さないといけないところも多々あって、ちょっとまだ

 (  )━━(Д` )━━(´Д`)?

 な感じです。でもそこがおもしろい。
 
 アモーレ銀座ギャラリー様ご推薦の「春蔵絵具」を買ってみました。



 手作り絵の具箱。

 100円ショップで買ったカゴに厚紙で仕切りを作って入れ、キャップ頭に色をちょいと付けたチューブを立ててあります。アクリルの頃からこの方法で収納していますが、見つけやすくて片付けやすい、オススメの方法です。画材屋さんでチューブの箱を貰ってきて入れればもっとお手軽。
 
 いや、絵の具箱作って満足しててもしようがないんですが・・・
 
 
 絵を描くのも弓も、つらくてしんどくて苦しいのですが、なぜかそれが全部「楽しい」。ダンナさんがにこにこしながら支えてくれるのも何よりありがたい。
 
 


 ともあれ、まだまだ描いていきます。








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絵の具で見つける6原色



 絵の具の混色で未だに戸惑うのですが、CMYKの3原色を絵の具でカバーするための6原色、というものを見つけたので覚えとして貼り付けます。
 
 これはホルベインの透明水彩でピックアップしたもの。
 
 各社各画材で名前は違うと思いますが、比べて近い色を探せば何とかなるかも。
 

 もちろん混色で出すのが難しい色もあり、それは遠慮無くチューブそのまま買ってしまえばいいと思います。好きな色を揃える、そのこと自体が楽しみでもありますし。
 
 
 CGですと使いたい色を選ぶのに何の苦労もありませんが、「絵の具」は難しいですね。
 でもやっぱりそれも楽しさでもあり。 

 
 
 
 
 
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タツコン2012 閉幕

 
 
ギャラリー龍屋さんで開催されていた「タツコン2012」が28日に閉幕し、29日にコンペ順位発表がありました。
 
 おかげさまで
7位入賞をさせていただきました。
 ご覧になって下さった皆様、一票を投じてくださった皆様、ありがとうございました。
 
 
 どうにも時間のやりくりがつかず、作品搬出のみで閉幕パーティーはタッチ・アンド・ゴーで失礼せざるを得なかったのですが、オーナー様にご挨拶申し上げた際

 「結構いいところ行ってますよ!」
 
 とおしらせいただいたのでした。
 
 なぬ、いいところ!? 総出品者100名だから20位台くらい?? ヽ(;▽;)ノワーーイ と幸せ気分で用事をこなし、21時半くらいからのUstでの発表中継を覗いていましたら、まさかの7位。ヒトケタ!
 椅子から転げ落ちそうになりました。
 
 
 作品とともに頂戴した投票用紙にはメッセージを添えて下さった方も多く、どのお言葉も今後の作品づくりの指標となるありがたい、そしてあたたかいものでした。CGならではの正確極まりない作図と手作業での絵作り、そのバランスを気に入って下さった方も大勢いらして、私の向かっている先は共感してくださる方もいる、決してひとりよがりなものではなさそうだ、と胸なで下ろす心地もいたしました。
 この投票用紙は大切に保存し、今の気持ちを忘れないための宝物といたします。
 
 
 
 
 このタツコン閉幕で、今年の展示は終了です。
 大晦日までは幸せに舞い上がり、来年元旦にはリセットしよう。
 
 また最初から始めるつもりで。
 
 
 2012年、お世話になりました皆様に心から御礼申し上げます。
 来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
 



 
                 オエカキヨリ、ボクトアソブノユウセンデナ!!!!
                 (フクちゃん只今生後9ヶ月)
 
 
 ・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 

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