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初めての油彩



 水彩から始まって、アクリル、日本画絵具、合間にパステルや色鉛筆でも描いてきました。でも、油彩だけがぽっかりと穴が開いたように未経験。
 受験生の頃、画塾で油彩コースの部屋だけが気絶しそうに臭かったこと、キャンバスの上で絵の具をこね回すような描き方をする人が多くイマイチ惹かれなかったことが理由だった気がします。

 そうはいっても伝統技法。
 絶対おもしろくないはずがない。
 このまま手つかずのまま死ぬ(!)のももったいない。




 というわけで、ご縁の出来たアモーレ銀座gallery様お薦めの「春蔵絵具」さんを中心に描き始めたのでした。
 
 
 とにかく、乾燥時間のコントロール、手始めの難関はこれにつきます。
 春蔵絵具は製法のためかとにかく乾くのが遅い。「乾燥10日」などとチューブ裏に記載されている色すらあって目を疑いました。こんなの、そのまま何の手も加えず使っては、乾き待ちしている間にこっちの寿命が尽きます。
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" About Me "

 あちこちに登録していると散らかってしまうもので・・・。
 リンクをひとところにまとめるサービスがあったので作ってみました。

 って、日本語の文字にスクリプトが対応していないようで化けていますが、リンク先ではちゃんと表示されていると思います。
 
 段々このブログの存在意味が無くなっているような。
 さてどうしましょうね。

 
 
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chloe | | comments(0) | - |
黙祷  3月11日

Phoenix - Praying for Rebirth by *m-chloe on deviantART



 鎮魂、慰霊。
 
 再生への祈り。
 
 そして、いずれこの地を見舞う同じ災害への備え。
 
 

 
 3月11日です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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Apophysis Filter Radius 考
 「考」というほどでもないかもですが、今まで触らずにいたFilter Radiusの数値がちょっと気になったのでいろいろ変えて試してみました。




 数字が大きくなるに従って全体がぼやけています。
 真ん中の0.2が今までの数値。
 左の0.01、一見すると0.2と変わっていないようですが、よーく見てみるとほんのちょっと鮮明になっています。大きくレンダリングすると全体イメージに関わってくるかも知れません。

 レンダリング時間はRadiusの数値を小さくした方が短くなる模様。ぼやかすのに時間喰うのでしょうか ヽ(。_゚)ノ?
 
 
 メモ的な小ネタ?でした。





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珊瑚の旅立ち

 
 「珊瑚宝珠」額装。
 気に入って下さった方からギャラリー様を通して制作依頼があり、やっと出来上がってきました。P8号。私のプリンタでのギリギリに近いサイズです。

 ぬめっとした質感で見たいということで、光沢紙へのプリントで仕上げています。光沢感が作品への感情移入を妨げると嫌がる方もいらっしゃるのですが、本当に人それぞれだなぁと思います。いずれにせよ、ご依頼主の「見たい」というお気持ちに添う指定を遠慮無くしていただければ作り手としても嬉しいです。
 
 この作品は気に入って下さる方も多く、反応もたくさんいただきましたが、こうして旅立つことが出来ました。
 
 どこにどう飾られるのでしょうね。手元に引き取って良かったな、と思っていただけるといいのですが。
 
 
 
 
 さて、フラクタルとは別に、油彩にも取り組み始めました。
 水彩、アクリル、日本画は経験があるのですが、油彩はまったくの初めて。どうも、根本的に考え直さないといけないところも多々あって、ちょっとまだ

 (  )━━(Д` )━━(´Д`)?

 な感じです。でもそこがおもしろい。
 
 アモーレ銀座ギャラリー様ご推薦の「春蔵絵具」を買ってみました。



 手作り絵の具箱。

 100円ショップで買ったカゴに厚紙で仕切りを作って入れ、キャップ頭に色をちょいと付けたチューブを立ててあります。アクリルの頃からこの方法で収納していますが、見つけやすくて片付けやすい、オススメの方法です。画材屋さんでチューブの箱を貰ってきて入れればもっとお手軽。
 
 いや、絵の具箱作って満足しててもしようがないんですが・・・
 
 
 絵を描くのも弓も、つらくてしんどくて苦しいのですが、なぜかそれが全部「楽しい」。ダンナさんがにこにこしながら支えてくれるのも何よりありがたい。
 
 


 ともあれ、まだまだ描いていきます。








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絵の具で見つける6原色



 絵の具の混色で未だに戸惑うのですが、CMYKの3原色を絵の具でカバーするための6原色、というものを見つけたので覚えとして貼り付けます。
 
 これはホルベインの透明水彩でピックアップしたもの。
 
 各社各画材で名前は違うと思いますが、比べて近い色を探せば何とかなるかも。
 

 もちろん混色で出すのが難しい色もあり、それは遠慮無くチューブそのまま買ってしまえばいいと思います。好きな色を揃える、そのこと自体が楽しみでもありますし。
 
 
 CGですと使いたい色を選ぶのに何の苦労もありませんが、「絵の具」は難しいですね。
 でもやっぱりそれも楽しさでもあり。 

 
 
 
 
 
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タツコン2012 閉幕

 
 
ギャラリー龍屋さんで開催されていた「タツコン2012」が28日に閉幕し、29日にコンペ順位発表がありました。
 
 おかげさまで
7位入賞をさせていただきました。
 ご覧になって下さった皆様、一票を投じてくださった皆様、ありがとうございました。
 
 
 どうにも時間のやりくりがつかず、作品搬出のみで閉幕パーティーはタッチ・アンド・ゴーで失礼せざるを得なかったのですが、オーナー様にご挨拶申し上げた際

 「結構いいところ行ってますよ!」
 
 とおしらせいただいたのでした。
 
 なぬ、いいところ!? 総出品者100名だから20位台くらい?? ヽ(;▽;)ノワーーイ と幸せ気分で用事をこなし、21時半くらいからのUstでの発表中継を覗いていましたら、まさかの7位。ヒトケタ!
 椅子から転げ落ちそうになりました。
 
 
 作品とともに頂戴した投票用紙にはメッセージを添えて下さった方も多く、どのお言葉も今後の作品づくりの指標となるありがたい、そしてあたたかいものでした。CGならではの正確極まりない作図と手作業での絵作り、そのバランスを気に入って下さった方も大勢いらして、私の向かっている先は共感してくださる方もいる、決してひとりよがりなものではなさそうだ、と胸なで下ろす心地もいたしました。
 この投票用紙は大切に保存し、今の気持ちを忘れないための宝物といたします。
 
 
 
 
 このタツコン閉幕で、今年の展示は終了です。
 大晦日までは幸せに舞い上がり、来年元旦にはリセットしよう。
 
 また最初から始めるつもりで。
 
 
 2012年、お世話になりました皆様に心から御礼申し上げます。
 来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
 



 
                 オエカキヨリ、ボクトアソブノユウセンデナ!!!!
                 (フクちゃん只今生後9ヶ月)
 
 
 ・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 

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chloe | | comments(0) | - |
3rd DD !!

I am dreaming in the night air. by *m-chloe on deviantART


 "I am dreaming in the night air."、 日本語タイトル「留められた目の際を夜風だけが過ぎゆく」が2012年12月25日、クリスマスの日にdeviant ART Daily Deviation に選ばれました。
 
 通算3回目、フラクタル作品としては2回目の選出となります。
 
 
 不思議なものです。
 私は、数そして計算が子供の頃からとりわけ苦手でした。嫌いというのではなく、能力欠損レベルで頭に入ってこないのです。生活の必要から加減乗除は出来るようになっていますが、それでもちょっと油断するとヒトケタの計算であっさり間違える。
 そんな私が、数式で出来上がっているフラクタルに惹かれ、人様に「これいいね」と言ってもらえる作品を生み出せる。
 
 人生、何がどう転ぶかわかったものではありません。
 
 
 
 
 フラクタルのカミサマはこれからも私に力を貸してくれるでしょうか。
 人様の心に届く作品を生み出させてくれるでしょうか。
 
 
 
 人事を尽くして天命をアテにする。
 
 
 
 そんな感じで来たる年も歩んでいこうと思います。
 
 
 
 
 
 
 
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chloe | | comments(2) | - |
蝸牛の旅立ち
 11月26日(月)〜12月2日(日)「ようこそアモーレ展 〜全国から集うアモーレ期待の女性作家たち〜」 に出品しておりました「舞え舞え蝸牛」


Dance Dance Wildly, Snails by *m-chloe on deviantART

 が、お買い上げいただき旅立って行きました。
 
 
 べったりと凪いだ広大な湖面にひたすら小石を投げ込んでいただけだった今年の初め頃。時折こだまのように反応のお声をいただいて、それを励みにまた小石を磨いては投げしていたのですが、お金を出して手元に引き取ってくださるという波がこうして稀にでも打ち寄せてくれますと、改めて「湖」を囲む風景の豊かさに心打たれます。
 
 アモーレ銀座gallery様の励ましと御奮闘にどれだけ助けていただいたことか。感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
 同展でご一緒した作家さん方のページです。皆さん素晴らしい世界を表現されていて、私も一鑑賞者として堪能させていただきました。

 黒 加津美様
 Komayu様
 永田 恵理様
 長谷川 千晴様
 宙平 和子様
 limbo様
 梨本 柚子様
 OBO様
 ノア様
 成田 朱希様

                (私のページはこちら
 
 
 そして、またいろいろ描きたい気持ちがふつふつしておりますが、とりあえずは年末。お家のこともしなくてはいけません。
 体力と時間を調整して新しい年に向かおうと思います。
 
 
 
 
 
 

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chloe | | comments(0) | - |
Apophysis - Post Works
 Apophysisの師匠、MUZU様から、Apophysisレンダリング後の加筆、そしてプリントとレンダリングサイズの関係についてお尋ねをいただきましたので簡単にまとめてみます。
 
 
 例として使うのはこの作品。
 
 
Coral Gems by *m-chloe on deviantART
 
 
 この作品はP8号相当(A3とB3の中間くらい)のサイズに作るのですが、まずは長辺1500pixelくらいにレンダリングして加筆の方向や感触を探っていきます。
 

 
 右下が試行錯誤後のレイヤーの様子。
 今回は別レンダリングの宝珠を元画像に加える構成ですので、配置や色彩を詰めていくために全部レイヤーが分けてあります。合成なしの一枚画像でしたらレイヤー4〜5枚で済むことも多いです。
 
 一番気を使うのが背景色です。
 Apophysisがレンダリングしてくれるpngファイルではフラクタルが半透明に出力されます。そのため、背景色が模様そのものの色に重なり雰囲気を大きく左右します。表現したい色を見つけるまで妥協せず試します。
 
 背景が決まってしまえば、あとはもう細かい描き込みの繰り返しです。
 手描きで模様を加えたり、レンダリングされた一部を消したりということは殆どしません。それを許してしまうと、フレームを詰めていく段階で甘さが出て、結果「逃げ」た絵に仕上がってしまうように思います。陰影の強調や背景への馴染ませ、色彩のコントラストなどを作り込んでいくことが多いです。
 
 全体の統一感を出すために、一色で塗りつぶしたレイヤーを「乗算」「焼き込み」などでごく薄く重ねる方法もよく使います。実画材で描くときの「グレーズ」の技法ですね。環境光を与える効果があります。
 
 
 
 自分の中でokが出せたら、本画のレンダリングにかかります。
 
 デジタルデータをプリントする場合350〜300dpiがやはり無難なようです(検証画像後述)が、この作品はP8号相当(A3とB3の中間くらい)のサイズに作るため、レンダリングでは4947×6835pixelのpngファイルが必要となりました。
 
 Apophysisは一定以上のサイズになると「これだけ大きいとpngはお奨めできないよー」とメッセージを出し、勝手にbmpで出力しやが・・・・もとい、してくれます。しかもグレースケール画像とディザ処理されたカラー情報画像の2枚に分けて。こんなことしてくれても何の役にも立たないんですが、おかまいなしです・・・。

 というわけで、元フラクタル画像を横にスライスして分割レンダリング。Photoshopで合成します。あとは先の小下絵?ファイルにならって仕上げていくだけです。
 

 
 
 ・・・・・・・さらにレイヤーが増えてます orz
 小さな紅い宝珠一粒一粒を独立レイヤーにした当然の報いです・・・。
 
 青線はパネル装したときの前面側面を区切るライン。印刷には出ません。
 
 納得出来るまで細部を詰めて、落款レイヤーを付け加えたら(これが私の中では「よし完成!」の儀式?になっているようです)完成です。
 webに投稿するだけなら、ここまででいいのですが、展示に出す場合はプリントに取りかかります。
 
 
 ここで気になるのが解像度とプリント精度のかねあい。
 まずは100dpiでプリントしたものをスキャンした画像です。
 

 
 
 次は350dpi。
 


 
 細かい線が100dpiではほとんど潰れています。
 大きな固まりやステンドグラス風の平面で構成された画面ならいいかもしれませんが、特に今回のようにびっしりと線で埋められた絵の場合、これでは台無しです。
 
 350から100まで、50刻みでプリントして比較した画像がこちら。
 
 
 
 全体の大きさと細部の細かさのバランスを見て出力解像度を決めるといいようです。
 離れて見ていただく大きな画面の作品なら少し解像度低めでもいいでしょうし、寄って見ていただくであろう小品ならそれなりの高解像度が欲しいところです。
 
 
 
 プリントの精度は用紙にも左右されます。
 写真用の光沢紙や絹目紙なら細部も色彩もほぼディスプレイ通りに出せますが、特有のテカリが見てくださる方の気持ちをはねつけるようなところもあるようです。一方、水彩紙風のテクスチュアを持つインクジェット用紙も多く出ていて、こちらはやさしい穏やかな画面に出来てきますが、細部や色の再現は一歩、いや二歩くらい?後れを取ります。
 どちらを取るか、作り手が心して選択すべきところだと思います。
 
 
 
 
 
 以上、フレームを詰めたそのあと、模様から絵に仕上げていく段階の流れをざっと記してみました。
 私自身これからまだまだ変わっていくとは思いますが、何かしらご参考になれば幸いです。
 
 
 
 
 
 
 
 
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