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水貼り覚え書き
 染料インクのプリントは水に会うと溶け流れてしまいます。水を大量に使う「水貼り」は出来たら避けたいのですが、展示規定が「パネル使用」で小さいサイズですとジークレープリントを発注するのも予算と時間の都合でためらわれます。
 
 
 
 で、9月の展示に出品するSMサイズ2作のプリントを実験も兼ねて水貼りしてみました。以後の覚えとして書いておきます。
 
 使用プリンタはEPSON EP-774A 染料インク。
 用紙はインクジェットプリンタ用に加工された水彩紙。一つは細部をはっきり出したかったので表面が比較的スムースな「パルパー ホワイト」。もう一つはざっくりしたテクスチュアを試したかったので「モロー」を用いました。
 
 ・染料インクプリントを防水加工するスプレーを表面に噴霧。
  所詮表側のインクを止めるだけなので裏から水を吸わせる水貼りに効果があるかは怪しいです。でも作業時の水はねには強くなるかも知れません。
 
 ・パネル位置を決め、作品裏と表の画像外にガイド線を書き込む。
  作業時間短縮を図り、うっかり事故を減らすため。 ぐずぐずやっていて水を散らかした、なんて間抜けなことをしないように・・・・って、そんなことするのは私くらいですか?
 
 ・パネル四辺にヤマト糊を引き、半乾き程度にまで乾燥させる。
  今まで糊は使わずテープだけで水貼りしていましたが、手早くと確実を両立させるために併用します。
 
 ・作品裏に水を引く。
  普段の水貼り時より少なめの水分量で。
 
 ・貼る
  インクが擦れないように薄紙を表面に当てて、手早く。背面貼りにしましたので、背側に回り込ませた紙をステープラーで手早く止めていきます。その上から水貼りテープで補強&化粧貼り。
 
 
 
 
 結果として、表面ににじみが出ることなく綺麗に貼れました。ただ、引いた水分が少なかったためか、やや紙の張り具合が甘い気も。浮いたり波打ったりまではしていないので、これは好みの問題です。
 防水スプレーのために若干色味が変わるのもつらいところです。
 
 また、写真用紙だと裏面に樹脂コーティングしてあるものが多く、水貼り自体が出来ません。パネルをディスプレイ台と考えて作品をレイアウトする感覚で作る必要があるかも。
 
 
 
 
 
 2作品は9月3日〜16日アモーレ銀座galleryにて開催される「天使&堕天使」展にてご覧いただけます。
 お時間ある方、お気が向かれた方、ご高覧いただけましたら光栄です。

 
 
 
 
 
 

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「聖堂幻想」

Vision - Cathedral by *m-chloe on deviantART

 
 
 Splits - Elliptic チュートリアルからの二作目です。
 
 かっちりと堅固なフレームが出来てきて、数値を変えるたびに美しい絵が作り出されて飽きませんでした。細部のトリミングから構成したくなる欲求を抑えて大きく全体を入れる構図を作ってみました。
 どこか1ポイントだけに目が止まる構図ではないので全体の切り取り方を決めるのに苦労しました。狭苦しくても間延びしても美しくない。主立った線の位置や太さを決めていってやるのが大変でした。
 いい色を見つけるのにも時間がかかりました。数値のわずかな違いで雑多にとっちらかり、サラダをかきまわしたようになってしまいます。根気と粘りでした。
 次は細部のクローズアップを使う作品を作ってみたいです。
 大分色設定やxaos設定に慣れてきました。何も難しい技術は必要とされませんが、「途中で諦めないこと」これにつきるようです。
 
 
 
 これもプリントして展示に出したいのですが、しっくりくるディスプレイ法が見つけられずにいます。
 
 細部がつぶれるプリントはこの絵では不向き、しかし写真用紙の光沢感が好きになれず出来たらマットか絹目の紙を使いたい。額装?パネル?スチレンボード? 
 
 いろいろ戸惑いや悩みが尽きません。
 
 
 
 
 
 
 
 
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「秋色に蒔かれて」

Autumn Leaves by *m-chloe on deviantART 
 
 
 SaTaNiAさんのチュートリアル"Tutorial - Splits elliptic" から展開した作品です。
 
 とてもポピュラーで、美しくアレンジも効く絵が出来てくるので数え切れないほどの作品がdAにも投稿されています。こういうベーシックでしっかりした使い方もマスターしないと先がないなーということで、しばらくチュートリアルに力を入れようと思っています。
 
 もうちょっとフラクタルの密度と画面の広がりを出したかったのですが、F△に使ったバリエーションの性質から天地はこのサイズ止まり。加工もいろいろ試してみたのですが、小手先感が拭えず今回はこのまま仕上げてみました。もっと技術が身に付けばこの先への展開も可能かもしれませんが、それは今後の課題ということで。
 
 
 しばらくこのチュートリアルでいろいろ試してみようと思います。
 
 
 
 
 
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稽古覚え書き
 「引き分けは足の裏から」
 
 この言葉、どこで知ったのだったか。
 どなたかのブログか、それとも本からか。
 腕の力に頼らず背中と縦線に意識を置いて引き分けようとすると、足の裏から力を体幹に送り出してやらないととても引けません。しかし自然に身体が弓の中に割り込んで行けて会も安定するのでした。
 
 どうも上手くいっていなかったのは弓手肩と肘の位置(動かし方?)が馬手側とちぐはぐだったため。原則同じように使ってやらないと、付け根部分の背中や肩胛骨も同じようには働いてくれません。
 目通りまで途切れることなく背中で引き分けてくることが出来るようになってきました (*^_^*)
 
 目通りからは弓手は中押しで的へ。馬手は的中心から矢先を通って篦を伝う線の延長にそって肘を出来るだけ的から遠くに。肩、肘、背中を緩めない(私の場合はたるませないという感覚)。注意事項は他にも諸々。雑多になるので、そこらへんは稽古ノートに書き留めておきます。
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「Death March」


 赤を使う経験値を上げたくて、あまり描かない傾向のものを描いてみました。
 
 どうにも苦手感のある「赤」。
 血や暴力や死をストレートにイメージさせるだけに安易に使いたくもなく、また自己主張の強さに辟易もさせられます。でもそれだけ語るものの多い色でもあるわけで、避けてばかりもいられまい、という心持ちでした。
 
 でも結果的には赤よりもApophysisのxaos値調整の経験値が上がってしまいました。奥行きや構図を作っていくのに重要な値です。flameだけだとただペタッとした画面だったものがxaosを詰めていくにつれ厚みが出来てくるのには描いている本人もびっくりでした。
 
 
 
 今回は、赤を手の内にしようなどと大胆なことは考えず、まず赤に慣れる、といったところでしょうか。
 肯定的イメージの赤が使えれば言うことなしだったのですが、今の私にはそういう赤は想像もつかず、ホラー系画面との組み合わせという、割とありがちな方向になってしまいました。その安易さに自分でゲンナリ。モチベーションの維持が大変でした。
 安易だと感じてしまうものはもう仕方ないので、他が引きずられて甘くならないように、行きつ戻りつしつつ色も数値も構図も詰めていきました。それで↑xaos値の奥深さに気づけたのですから、得るものもあったということで・・・・
 次は、もっと赤のバリエーションに目を向けたいです。かわいい赤、清々しい赤、静かな赤もあるはず。見つけたいです。
 ゲンナリからひとさまにお見せしても許せるところまで引っ張ってこられたのはよかったです。一度、データ全部まとめてゴミ箱に突っ込んだのでした。でも「くそー、ダメもとでもう一回!」とサルベージ。・・・・・・これで迷わず成仏してくれるものと思います。
 
 
 
 
 ホラー系テーマで「恐怖」や「死」を描くよりも、どうも「成仏」のほうがより描きたいテーマに近いようです。
 赤を自在に使って成仏を描けるだろうか。
 そんな魔術を操れるのだろうか。
 
 ぼんやりと考えております。
 
 
 
 
 
 
 
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「ジェミニの困惑」


 「アモーレ銀座OPEN記念作品展」ジャケット編(2012.6.25〜7.1)出品作原画です。
 
 
 ジャケットというのはかつて一般的だったLPレコードのカバーのことです。30cm×30cmで存在感たっぷりだったのでデザイナーさんたちも腕をふるったものです。
 で、そのジャケットのサイズに作品を作っての展示会でした。
 
 先回と同じくジークレープリントを背面貼りでパネル装。岩絵の具で加筆の上砂子を蒔いて仕上げました。
 プリント仕上がりが原画よりも随分明度の落ちた状態で、加筆して原画に近い風合いに持ち上げるのに苦心しました。これはやたらとまぶしい私のモニタに原因があるのかもしれません。輝度0にまでしてもまだ眩しい。この明度のズレは今後の作成での課題になりそうです。
 
 
 
 
 Julia系バリエーションに3Dを絡ませての作画です。今回も崩れのない図形を調整してみました。
 3Dバリエーションのデリケートさにやや手こずりました。しかも重いのでプレビューすらもどんどん時間を食うようになり・・・・。決してヘボいPCではないつもりだったのですが最近は力不足を感じます。贅沢になったんですねー。
 あせらないこと、見切り発車をしないこと。綺麗な図形なのでのまれないように、ただパッと見キレイでとどまらないように気をつけました。
 形のメリハリをつける技術を見つけないといけないようです。次はそこに気をつけて。
 再びの青系統は良かったのではないでしょうか。全体の雰囲気に合っていると思います。
 
 
 
 
 Julia系の実験はひとまずここまでです。
 また呼ばれれば描くことになると思いますが、次の制作はまた別の方向で。
 どの手法を試してもまだまだ奥が深く、飽きることがないようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
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「海月だって天をめざす」

 
 「アモーレ銀座OPEN記念作品展」サムホール編(2012.6.18〜24)出品作原画です。
 
 
 プリントを額装ではなく、パネル装背面貼り(パネル側面まで描画)にしてみました。
 プリントサイズの割り出しに四苦八苦。「算数」がほとんど能力欠損レベルでダメダメな身には作品制作よりもストレスでした。
 いや、理屈理論法則は全部理解出来るのですが、何度検算しようともどこかで必ず足し算かけ算などを間違える。くどいくらい確かめて、どこからどう見てもこれでok!とgoサインを出しても、一晩寝て起きて再び見てみると、どこでどう間違ったのかわからない数字が出ている。寝ている間に誰かが書き換えているんじゃないか思うくらいですT_T 
 
 そんなわけで、作品制作の記憶や記録が全部計算のストレスで上書きされてしまって、反省点や得られたもののまとめがちょっとあやふやになっています。なんとか思い出して制作ノートに書き留めはしましたが、なんか、ヒドイ目にあったという印象ばかりが先行・・・・。どうかと思うです・・・・
 
 
 
 
 プリントはこちらのオンデマンド印刷ジークレープリントをお願いしました。
 色再現もパネル装もプロのお仕事という感じで、さすがの美しさでした。まわしものじゃないですが、プリントを考えていらっしゃる方がいればご参考までに。
 
 
 
 25日からはジャケットサイズ編の展示が始まります。
 こちらにも一点出品しております。
 お時間がおありの方、またはついでがおありの方でも、ご覧いただければ幸せです。
 
 
 
 
 
 
 
 
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「熱波の記憶」

 ジュリア系バリエーションの練習画像から発展した作品です。
 
 
 なかなか思うようにいかないフラクタル画像と手描きモチーフの組み合わせに再挑戦です。
 出来てきたフラクタル画像が、どこか古代遺跡の不可思議で呪術的雰囲気を持っていたので、その見立てで。浸食する植物、おかまいなしの虫たち、遺跡の主はただすべてを静かに見ているだけです。
 「記憶」という時間が熱気の中に閉じこめられ沈殿しているような、そんな一枚にしたいなと思って描いておりました。
 
 
 完成間近にテーマから考えるととんでもない取りこぼし?を見つけ、あわやというところで手を加えることが出来ました。うっかりしていたらどうしようもない作品になってしまうところで、冷や汗ものでした。
 下図から詰めていく制作法ではないので、こういう落とし穴が時々口を開けています。これからも気をつけないと・・・
 
 
 植物を描くのにあんなに苦労したのに、虫たちは何の苦労もなくするすると画面に出てきてくれ、小さい頃からお花より虫さんたちのほうが断然好きで追いかけ回していた(スマン、虫さんたち・・・)結果がこうなるかと、変な納得をしておりました。
 そうなると、今のところきっかけはないけれど、爬虫類もどんどん描くべきかもしれない。ずっと気になっている古細菌とかにも登場を願うべきかもしんない。・・・・・・・いや、古細菌がどんな姿をしているのか、具体的にはよく知らないんですけれども・・・・・・
 
 
 
 
 まだまだいろいろ未知の部分が多い自分のお絵かき世界であります。
 
 
 
 
 
 
 
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「アモーレ銀座OPEN記念作品展」に出品します

 
 
 銀座のギャラリー「アモーレ銀座」のオープン記念作品展に2点出品いたします。
 
 サムホール編  6月18日(月)〜6月24日(日)    1点
 ジャケット編  6月25日(月)〜7月1日(日)     1点
 
 いずれもジークレープリントに加筆の上パネル装にしてあります。pixivや自サイトではまだ発表していない作品です。
 

 
 所在地や開廊時間はこちらです。
 
 銀座なんてまだ本人も1、2回しか行ったことがないのに、作品だけが半月近くお泊まりしてくることになろうとは。完成してしまえば作品は作者の手を離れるとはよく言われますが、ちょっと離れすぎなんじゃないか、大丈夫か私、とも思います。
 
 Twitterからたどって、関係者様や他出品者様の作品を拝見することも多いのですが、素晴らしい作り手さん方がまさに綺羅星のごとしです。出掛けてこの目で皆さんの作品を拝見しなければいけません。自分の作品だけぽいと出して終わりなんて、もったいなすぎるし展示会自体にも礼を失します。
 お財布と体力と時間の工面をどうつけるか。悩みどころです。
 
 
 
 関東圏のお方、近辺にお出かけの用事があるお方、よろしかったらぜひお運びください。
 きっと素晴らしい作品たちに出会えることと確信しております。
 
 
 
 
 
 
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影に退く顔

 
 
 公募展出品作をプリント出力発注して到着待ちの手持ちぶさた期間。
 
 手が止まっていた作品を進めています。
 
 
 どうして止まってしまったかははっきりしていて、植物が思うように描けない、この一点。学生時代からどうにも描きたいように描けない。何枚もスケッチやデッサンを重ねても、ガンとして表現できない。
 愛が足りないのかもしれない。
 
 でも、ぐずぐずしていても勝手に小人さんが描いてくれるわけも無し。落ち込みながらも描き進めることにしました。
 
 
 画像は一部分。
 最終的には他レイヤに埋もれてほとんど見えなくなる顔面です。
 人物を描かなくなって随分たちますが、いつのまにかアジア系の顔立ちが描けるように。能面ぽい造作だなと自分で描いておいて不思議な気分です。
 
 あまりこねくり回していても手元で腐ってしまうので、鮮度が落ちないうちに仕上げようと思います。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
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